本展覧会の観念
◆タイトル説明
・主題 : アイダカラダ: inter-world-body
・英題 : Between bodies / Because I love you
・付加意味 : あいだからだ / 間・身体 / 愛だからだ / 空いた身体 / 開いた空 / 空いた殻 / 間柄 / あいだがら
・主題 : アイダカラダ: inter-world-body
・英題 : Between bodies / Because I love you
・付加意味 : あいだからだ / 間・身体 / 愛だからだ / 空いた身体 / 開いた空 / 空いた殻 / 間柄 / あいだがら
◆目的
・アートに向けて
現代社会における情報環境の変革によって、世界は益々その混沌を複雑過多に深めています。
私は、我々は、人々は心に持っている内なる世界像を、今日どのように捉えているのでしょうか。
本企画では、身体とこれに関わる相互作用性に超強烈なアプローチを試みる表現者によって、
鑑賞者が「世界と接触する感覚」を探る場を創出します。
・地域に向けて
巨大資本経済の横行によって、地方地域は同じ土俵において物量と速度に負けて衰退しています。
換金できない地域資源を、郡山城下町に住んでいる人々はどのように捉えているのでしょうか。
人生と生活の豊かさに繋がる地方資源に挑発的な介入を計る企画とアクティビティによって、
鑑賞者が「地方地域の豊かさ」を再考する場を創出します。
・アートに向けて
現代社会における情報環境の変革によって、世界は益々その混沌を複雑過多に深めています。
私は、我々は、人々は心に持っている内なる世界像を、今日どのように捉えているのでしょうか。
本企画では、身体とこれに関わる相互作用性に超強烈なアプローチを試みる表現者によって、
鑑賞者が「世界と接触する感覚」を探る場を創出します。
・地域に向けて
巨大資本経済の横行によって、地方地域は同じ土俵において物量と速度に負けて衰退しています。
換金できない地域資源を、郡山城下町に住んでいる人々はどのように捉えているのでしょうか。
人生と生活の豊かさに繋がる地方資源に挑発的な介入を計る企画とアクティビティによって、
鑑賞者が「地方地域の豊かさ」を再考する場を創出します。
◆モチベーション
本企画は、芸術家として多くの軌跡を残した故 長船恒利氏が、2006年に企画した「身体アート展」に端を発します。同展は2006年に
静岡県浜松市のギャラリーCAVEで行われ、東海圏の20~80代の気鋭の現代美術家と身体表現者らが集い、【身体性】について白熱する
議論が飛びかう下で行われました。奈良に似た地方地域の一角にある、広大な美術実験場(元紡績工場)で行われた同展は、同時代に向き合う【アート】そしてその制作行為について現場性と身体性の所在を説き、また【身体表現】の同時間性、即興性の可能性に対して論及しました。
当時の熱気は、未だに私し奥中章人の制作動機となっており、そしてまた同展で探求した【身体性】は、今まさに現代社会と現代美術に対して再考すべき案件だと私は強く感じてるのです。
【関係性のダイナミズムとその相互作用性】 を主題に美術家として挑んできた私は、本企画に【身体性】という柱を加えて挑みます。
国内外の地方地域アートプロジェクトや、レジデンスにて実績を積み上げてきた私は、本企画を確かなクオリティーで実現できる強力な美術家達と出会います。私とは別の方法で、同題にアプローチ出来る彼らを招聘し、組織的に、多角的に挑めば、稀代の展覧会を生み出せると期待しております。
本企画では、故郷:奈良においてアートと場所、そしてそれに関わる人々の複雑な関係性のダイナミズム、そしてその強烈な相互作用性を【アート】を通じて発信し、【身体】を通じて接触していただきたいと考えます。 開かれた種々の企画が地域のポテンシャルを紐解き、人々が交差する製作過程で表現は昇華され合うでしょう。そうして皆で撒く可能性の種が、力強く芽吹くことを祈願するような、熱い祭のような
展覧会にしてゆきます。
美術専門家の方々には刺激的な新興アートの強さと 曖昧さを、地域一般の方々には挑発的な現代アートの可能性をお見せします。
本企画は、芸術家として多くの軌跡を残した故 長船恒利氏が、2006年に企画した「身体アート展」に端を発します。同展は2006年に
静岡県浜松市のギャラリーCAVEで行われ、東海圏の20~80代の気鋭の現代美術家と身体表現者らが集い、【身体性】について白熱する
議論が飛びかう下で行われました。奈良に似た地方地域の一角にある、広大な美術実験場(元紡績工場)で行われた同展は、同時代に向き合う【アート】そしてその制作行為について現場性と身体性の所在を説き、また【身体表現】の同時間性、即興性の可能性に対して論及しました。
当時の熱気は、未だに私し奥中章人の制作動機となっており、そしてまた同展で探求した【身体性】は、今まさに現代社会と現代美術に対して再考すべき案件だと私は強く感じてるのです。
【関係性のダイナミズムとその相互作用性】 を主題に美術家として挑んできた私は、本企画に【身体性】という柱を加えて挑みます。
国内外の地方地域アートプロジェクトや、レジデンスにて実績を積み上げてきた私は、本企画を確かなクオリティーで実現できる強力な美術家達と出会います。私とは別の方法で、同題にアプローチ出来る彼らを招聘し、組織的に、多角的に挑めば、稀代の展覧会を生み出せると期待しております。
本企画では、故郷:奈良においてアートと場所、そしてそれに関わる人々の複雑な関係性のダイナミズム、そしてその強烈な相互作用性を【アート】を通じて発信し、【身体】を通じて接触していただきたいと考えます。 開かれた種々の企画が地域のポテンシャルを紐解き、人々が交差する製作過程で表現は昇華され合うでしょう。そうして皆で撒く可能性の種が、力強く芽吹くことを祈願するような、熱い祭のような
展覧会にしてゆきます。
美術専門家の方々には刺激的な新興アートの強さと 曖昧さを、地域一般の方々には挑発的な現代アートの可能性をお見せします。
◆コンセプト
大和郡山市には、強い街の特色と歴史的な舞台設定があります。
私は城下町に残る【歴史的物語】(淑やかさ)、地域住民の【暖かな生活感】(やさしさ)、そして迫り来る【社会問題】(切実さ)が
相まって、【恋】に似た愛おしさと切なさを町並みに感じています。
私はこれに【アート】(ギャップ萌え☆)を加えて、【恋】が大爆発するHANARARTにいたします。
同展タイトル【アイダカラダ(愛だからだ)】は、今回のHANARARTテーマ「恋鎖反応」に示すべき私からの応えです。
美術家として探求し続け、国内外のプロジェクトで実践してきた主題【身体性と相互作用性】、その観点において大和郡山は
【地域特性】と【物語性】が多様に富んでおりとても魅力にあふれた界隈です。
商いの場を兼ねた町家=商家である「堺町の家」では〘①レジデンスプログラム〙を実施。町をリサーチし、地域に介入し、
綿密なサイトスペシフィック作品を創出してゆきます。
そして展示会場を舞台に構成した〘②パフォーマンス〙を実施。いわゆる展覧会付属イベントではなく、
【身体性と相互作用性】に真っ向から取り組み 、今日における空間藝術と時間藝術に挑発的姿勢で臨みます。
さらに浅井邸酒蔵では、郡山風にアレンジした〘③アート&ワイン〙を行います。
アーティスト・トークや作品紹介だけでなく、酒蔵にちなんで【アートとお酒の歴史会】や
【失われた浅井邸酒蔵の酒を思い出す会】、【奈良・大和郡山のお酒を楽しむ会】を執り行います。
以上、3つを柱に運営し、さらに招聘作家の豊富な経験より独自展開する【④エクストラ】企画によって、
包括的に【アート性】【地域性】【身体性と相互作用性】の連鎖反応を導きます。
【アクション】を起こし、【リアクション】が返ってきて、小さな【恋】(可能性)が生まれ、
そして【インタラクション(相互作用)】が始まることが【恋鎖反応】。
私はこの場所を、地域に開かれた【アート】に【からだ】で関わりあう、新時代の美術実験場に変えます。
大和郡山市には、強い街の特色と歴史的な舞台設定があります。
私は城下町に残る【歴史的物語】(淑やかさ)、地域住民の【暖かな生活感】(やさしさ)、そして迫り来る【社会問題】(切実さ)が
相まって、【恋】に似た愛おしさと切なさを町並みに感じています。
私はこれに【アート】(ギャップ萌え☆)を加えて、【恋】が大爆発するHANARARTにいたします。
同展タイトル【アイダカラダ(愛だからだ)】は、今回のHANARARTテーマ「恋鎖反応」に示すべき私からの応えです。
美術家として探求し続け、国内外のプロジェクトで実践してきた主題【身体性と相互作用性】、その観点において大和郡山は
【地域特性】と【物語性】が多様に富んでおりとても魅力にあふれた界隈です。
商いの場を兼ねた町家=商家である「堺町の家」では〘①レジデンスプログラム〙を実施。町をリサーチし、地域に介入し、
綿密なサイトスペシフィック作品を創出してゆきます。
そして展示会場を舞台に構成した〘②パフォーマンス〙を実施。いわゆる展覧会付属イベントではなく、
【身体性と相互作用性】に真っ向から取り組み 、今日における空間藝術と時間藝術に挑発的姿勢で臨みます。
さらに浅井邸酒蔵では、郡山風にアレンジした〘③アート&ワイン〙を行います。
アーティスト・トークや作品紹介だけでなく、酒蔵にちなんで【アートとお酒の歴史会】や
【失われた浅井邸酒蔵の酒を思い出す会】、【奈良・大和郡山のお酒を楽しむ会】を執り行います。
以上、3つを柱に運営し、さらに招聘作家の豊富な経験より独自展開する【④エクストラ】企画によって、
包括的に【アート性】【地域性】【身体性と相互作用性】の連鎖反応を導きます。
【アクション】を起こし、【リアクション】が返ってきて、小さな【恋】(可能性)が生まれ、
そして【インタラクション(相互作用)】が始まることが【恋鎖反応】。
私はこの場所を、地域に開かれた【アート】に【からだ】で関わりあう、新時代の美術実験場に変えます。
◆展覧会内容
上記コンセプトで言及したとおり、内容は大きく4つあります。
①【レジデンス+EX】
身体性と相互作用性に優れた表現の現代アーティスト10組と身体表現者12組が、種々の滞在制作プログラムを通じ、
地域に開かれた新興のサイトスペシフィック作品を発表します。
②【パフォーマンス】
展示作品、会場または地域住民、そして身体表現者の三者による、「ショー」を連日開催します。
平日はショートプログラム。休日はオムニバス形式、またはコラボレーション形式
ダンス、パフォーマンス、ライブ・コンサート、詩の朗読など執り行います。
③【アート&ワイン】
浅井邸酒造において、日本の地方地域的なアート&ワイン(※)を開催します。
アーティスト・トーク、オークション、浅井酒造・幻の酒の味を思い出す会、アートと酒の歴史トークなど。
※VIPが集まるアートサロンにおいて、旬のアートとワインを楽しむパーティー。
アーティスト・トークやコンサート、作品の売買、オークションなども行われます。
④【エクストラ】
各作家が独自プランで進める企画を形なき作品として提示します。
例:地域のツアーガイド、アメリカ、フランス、韓国、日本での現代音楽談義、
アーティストが指揮する地域住民による演奏会、ダンス・ワークショップなどを予定
上記コンセプトで言及したとおり、内容は大きく4つあります。
①【レジデンス+EX】
身体性と相互作用性に優れた表現の現代アーティスト10組と身体表現者12組が、種々の滞在制作プログラムを通じ、
地域に開かれた新興のサイトスペシフィック作品を発表します。
②【パフォーマンス】
展示作品、会場または地域住民、そして身体表現者の三者による、「ショー」を連日開催します。
平日はショートプログラム。休日はオムニバス形式、またはコラボレーション形式
ダンス、パフォーマンス、ライブ・コンサート、詩の朗読など執り行います。
③【アート&ワイン】
浅井邸酒造において、日本の地方地域的なアート&ワイン(※)を開催します。
アーティスト・トーク、オークション、浅井酒造・幻の酒の味を思い出す会、アートと酒の歴史トークなど。
※VIPが集まるアートサロンにおいて、旬のアートとワインを楽しむパーティー。
アーティスト・トークやコンサート、作品の売買、オークションなども行われます。
④【エクストラ】
各作家が独自プランで進める企画を形なき作品として提示します。
例:地域のツアーガイド、アメリカ、フランス、韓国、日本での現代音楽談義、
アーティストが指揮する地域住民による演奏会、ダンス・ワークショップなどを予定